Boys

ゲイシスターズじゃないわよ

The Beatles – Boys

 

Boys (Dixon/Farrell)
THE BEATLESのファーストアルバム “PLEASE PLEASE ME” の5曲目

アルバムの4曲目のジョージのボーカルに続き、
今度はリンゴがリードボーカルをとります。

そして、バックコーラスを担当するのが、
ジョンとポールとジョージ。
凄まじいコーラス隊です。

この曲はザ・シュレルズというアメリカの女性グループのカバーで、
原曲は女性目線で歌った歌詞なのですが、
ビートルズは一部は男性目線に変えてるものの、ほとんど女性目線のままの歌詞で歌ってます。
途中のコーラスもずっと”イェ〜イェ〜ボーイ”って歌ってます。
なので当時ビートルズ(特にボーカルのリンゴ)は、同性愛者なのでは?と疑われたそうです。

歌詞の内容は、、、(あくまで意訳です)

男の子が女の子にキスするとき
世界中をトリップしてるような気分になるって聞いたよ
ホントにそう聞いたよ

あの子も言ってたよ
僕にキスされるとシビれちゃうんだって
そう あの子は言ってたんだよ

そう、男の子の話さ (イェ〜イェ〜ボーイ)
わかるよね?男の子の話さ(イェ〜イェ〜ボーイ)
そう、男の子の話なの(イェ〜イェ〜ボーイ)
わかる?男の子の話をしてるのよ(イェ〜イェ〜ボーイ)
ああ、男の子
男の子の話をしてるんだってばぁ(イェ〜イェ〜ボーイ)
ああ、なんて楽しいんでしょう

・・・。
ちょっと悪意ある意訳でしたね・・・。
すみません。

ポールは後に “何も考えず、ただ”イェ〜イェ〜ボーイ”ってコーラスを気に入ってたからそのまま歌った” みたいなことを言ってました。
でも確かにここまで連発して男の子男の子って言われたら、”そういうこと?” ってなりますよね。

もともとビートルズは仲が良くて同じ格好をしていつも4人一緒だったので、
同性愛者的な見方をされることもしばしばありました。
ビートルズはそれも逆手に取って”I’ll Get You“の出だしの”Oh Yeah!“をジョンもポールもオカマ風に歌ってます。
こういうとこがまたビートルズの懐の深いところです。

曲はE7 A7 B7のスリーコードのシンプルなロックンロール。
イントロは元気よくバンドで入って、歌い出しでオケはみんな白玉(全音符のこと、ジャーンって伸ばすヤツです)で投げる。
このアレンジのパターンは黄金パターンなので必ずモノにしましょう。
また、このパターンの同類項で、ギターとベースは無音or白玉で伸ばして、ドラムとボーカルだけになるってのがあります。
ビートルズに限らず、このパターンを使ってる曲は数え上げたらキリがないくらいあります。
ビートルズだと”Money” “Magical Mystery Tour” “Hello Good-Bye” “All You Need Is Love” なんかがあります。

ずっとコーラスが入ってるのですが、ポールパートの上の音はずっと歌い続けるには高いです。
ビートルズのコピーバンドをするときの”あるあるネタ”に、ポール役がいないという悩みがあります。
ポールは声域が広くて声が太いんです。
その上演奏は超一流のマルチプレイヤーときたもんですから。
アマチュアコピーバンドの世界でそんな人材がいるなら、そんなヤツはとっくにプロの第一線で活躍してるって話ですね。

それとコーラスの間に何度も”Yeah!“”Wow!“なんてシャウトが入ってます。
ビートルズは演奏のバックや間奏前でシャウトを入れたりしてるのが多いのですが、
これを日本人が安易にマネしてやると滅茶苦茶ダサいです。
聴いてるこっちが恥ずかしくなるようなことになってしまいます。
でも、それは分かってても、それでもやりたい気持ちは良く分かるので、
やるからには照れずにやりきり、やった後も恥ずかしがらずに堂々としておきましょう。
それがみんなのためです。

今回リード・ボーカルのリンゴは、
レコーディングではドラムとボーカルは別録りですが、
ライブではドラムを叩きながら歌ってます。
さすがにドラムの方が少々乱れておりますが、
それでもここまで出来るのはすごいです。

なんか当たり前のようになってしまってるんですが、
もう一度確認しておきましょう。
リンゴ・スターはビートルズのドラムなんです。
ドラマーがメイン・ボーカルをやってるんです。
メンバー全員がリード・ボーカルを担当出来るなんて素晴らしすぎますね。

さあ、ドラマーの方。
歌いながら叩きましょう。


原曲

The Beatles – Boys – Live

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  7. Please Please Me (Lennon / McCartney)
  8. Love Me Do (Lennon / McCartney)
  9. P.S. I Love You (Lennon / McCartney)
  10. Baby It’s You (David – Willlams – Bacharch)
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