まさに”ゲイ達者”
I’ll Get You ( Lennon / McCartney )
THE BEATLESの4枚目のシングル “She Loves You / I’ll Get You” のB面
THE BEATLESのコンピレ−ションアルバム”PAST MASTERS VOL.1″の5曲目
ジョンとポールのオカマ風に歌う”Oh Yeah,Oh Yeah”からはじまるナンバー。
髪の毛が長いとかメンバーが仲が良いとかリンゴが”Boys“を歌ってるとか、
そういうことからおかま説が流れてたのを逆手に取ったのでしょう。
ジョンもポールも見事にオカマっぽく歌ってます。
まさにゲイ達者ですね。
音源でこういうお遊びをしてしまうところがビートルズの懐の深さだと思います。
初期ビートルズのタイトルで多く見られる”I“Me“”You“を入れて親近感湧いていただきます作戦の通り、
“I’ll Get You“も”I“と”You“が入ってます。
歌詞の内容は、
君と恋人になる想像をするのは簡単だし もう何度も想像してきた
でももう想像で終わらしたくないから ホントに君を手に入れてみせるよ
ってな感じです。
曲の面では一カ所Ⅴm (ドミナントマイナー)がさらっと使われています(0:55〜)。
それと途中で出てくる下降メロディー(1:08〜)。
“Well, there’s gonna be a time〜“の部分。
“Misery“”Thank You Girl“なんかでも見受けられますが、
初期ビートルズは曲の中間に下降フレーズを挟むというのを良くやってます。
そんなわけで、この曲はオカマ風に”Oh Yeah“と歌うということにつきますね。
もし自宅で、人前でこの曲を歌うことがあれば、照れずにオカマ風に歌いましょう。
それがビートルズへの敬意というものです。
Paul McCartney – I’ll Get You
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