Twist and Shout

ジョン「ずっとあれが恥ずかしくてたまらなかった。もっとうまく歌えるのにって思って。」

Twist & Shout / The Beatles [ 2009 STEREO Remastered ]

 

Twist and Shout (Medley – Russell)
THE BEATLESのファーストアルバム “PLEASE PLEASE ME” の14曲目

ビートルズのオリジナルソングだと勘違いされてる曲の中でもトップに挙げられるんじゃないでしょうか。
原曲はアメリカのThe Isley Brothersという男性コーラスグループです。

ただ、ビートルズのカバーはめちゃくちゃかっこ良く、
特にジョン・レノンのボーカルはロック史上に残る名テイクだと思います。
このジョンのボーカルにやられて、人生変わった人もいるぐらいだと思います。

このボーカルのレコーディングに関する話は有名ですが、メンバー達の発言は以下の通りです。

ジョージ・マーティン 「 ”ツイスト・アンド・シャウト”がすごく咽喉に負担をかけることはわかっていたから、私は言ったんだ。”この曲をやるのは最後にしよう。これを先にレコーディングしたら、そのあと声がでなくなってしまう”。それであの曲をあの晩の最後にやってたんだよ。2テイクやると、ジョンはまったく声が出なくなった。だた、あのレコードの場合、あれでよかったんだ。ああいう、布を引き裂くような声が必要だったんだ。 」〜THE BEATLES ANTHOLOGY〜 より

ポール 「ジョンのために “ツイスト・アンド・シャウト”は最後にやったんだ。一日中のど飴をなめてたよ。最後に回さないと、のどをやられてしまうからね。その苦労がレコードから聴こえてくる。」〜THE BEATLES ANTHOLOGY〜 より

ポール 「 “ツイスト・アンド・シャウト”は最後にジョンが歌った。彼は一日中歌ってたから、喉がつぶれる寸前だった。でも最高のパフォーマンスだった。 」〜THE BEATLES ANTHOLOGY〜 より

ジョン 「 最後の曲で死にそうになった。しばらく声が戻らなかった。何か飲み込むたびに、ヤスリをかけられているみたいでさ。ずっとあれが恥ずかしくてたまらなかった。もっとうまく歌えるのにって思って。だけどもう気にならない。必死になって頑張ってるのが伝わってくるだろう。 」(1976年)〜THE BEATLES ANTHOGYより〜

こんな最高のボーカルも、本人はイヤだったんですね。。。
そもそもジョンは自分の声を嫌がる傾向にありましたしね。

ライブでも良く演奏されてたこの曲は、様々なビートルズの名シーンを彩っています。
中でも、イギリス王室主催の御前演奏会”The Royal Variety Performance“で演奏する際のジョンのMCは超有名です。

 

ジョン「最後の曲は皆さんも手伝って下さい。安い席の方は拍手を、他の方は宝石をジャラジャラ鳴らして下さい。」

(For our last number, I’d like to ask your help. Would the people in the cheaper seats clap your hands. And the rest of you, if you’ll, just rattle your jewelry.)

 

こんなことが言えてしまうジョン・レノンはホントにカッコいいですね。

ジョンはこのMCを事前に考えていて、その時のことをエンジニアのジェフ・エメリックがこう語っています。

ジェフ「アッパークラスの人間には概して反感を持っていた彼らだが、それでもこの演奏会は、おおいに楽しみにしているらしかった。
ジョンはいかにも彼らしく、客席の金持ち連中には、”拍手の代わりに宝石をジャラジャラ鳴らせ”といってやるつもりだとポールに耳打ちしていた。
ポールの返事はばかにしたような”できるもんか!”。それが、当時の彼らの関係だった。
ジョンは悪ガキの反逆児、そしてポールはジョンをけしかける、扇動者の役回りだったのだ(彼自身がその手のセリフを口にすることは、絶対にありえなかった)。
だからその数週間後、実際の演奏会でジョンがそのセリフを口にしたときも、ぼくはまったく意外に思わなかった。
あとで聞いた話によると、ジョンはバックステージで、観客には”クソッタレ(◯ァッキング)な宝石を鳴らせ”と言ってやるつもりだと息巻いて、
ブライアンをさんざん困らせたらしい。いうまでもなくブライアンはパニックに陥り、どうかそんな言葉は使わないでくれとジョンに懇願した。」

もし、ジョンが本当にそんな言葉を使ってたら、、、
考えただけでもわくわくしますね。いや、大変なことになったでしょうが。。。


Isley Brothers – Twist and Shout

The Beatles Twist & Shout (Live At The Royal Variety Performance, 1963)

The Beatles – Twist & Shout (Shea stadium 15.08.1965)

BEATLES Twist &Shout Edsullivan Show ビートルズ ツイストアンドシャウト

【 関連記事リンク 】

【 各曲の記事は曲名をクリック 】

  1. I Saw Her Standing There (Lennon / McCartney)
  2. Misery (Lennon / McCartney)
  3. Anna (Go To Him) (Alexander)
  4. Chains (Goffin – King)
  5. Boys (Dixon – Farrell)
  6. Ask Me Why (Lennon / McCartney)
  7. Please Please Me (Lennon / McCartney)
  8. Love Me Do (Lennon / McCartney)
  9. P.S. I Love You (Lennon / McCartney)
  10. Baby It’s You (David – Willlams – Bacharch)
  11. Do You Want to Know a Secret (Lennon / McCartney)
  12. A Taste of Honey (Scott – Marlow)
  13. There’s a Place (Lennon / McCartney)
  14. Twist and Shout (Medley – Russell)