The Beatles History 2 〜 ジョージの加入 〜

ジョンの誘いによりクオリーメンのメンバーになったポールは、
すでに友達だったジョージ・ハリスンをジョンに紹介します。

ポール「学校へ行くバスに乗ってると、いつも次の停留所でジョージが乗ってきたんだ。
お互い年も近かったし、すぐにうち解けたよ。」

ジョージ「ポールと僕は同じバスに乗り、同じ学校の制服を着て、リヴァプール・インスティテュートから家に帰ってたわけだ。
僕は彼がトランペットを持ってるのに気づいて、彼は僕がギターを持ってるのに気づいた。それで仲良くなったのさ。」

ポール「僕はジョンやクオリーメンのメンバーに、ジョージのことを話した。
“そいつはものすごくギターがうまいんだぜ。リード・ギタリストが欲しいなら、そいつしかいないよ” って。
すると “OK、じゃあそいつのプレイを聴いてみよう” という話になった。
ジョージは “ローンチー” という曲をほんとにうまくやった。
ある夜、僕らは他に誰も乗っていないバスの2階で、ジョージのプレイを聴いた。
その場でみんな納得して “一緒にやろう、合格だ” ってことになった。
言ってみれば、僕が “トゥエンティ・フライト・ロック” の歌詞を知っていたのと同じような理由だったんだ。
ジョージの場合は “こいつはまだちょっと若いけど、確かに “ローンチー”をちゃんと弾くことができるからな”という理由だった。
その時からジョージは僕らのギタリストになったんだ。
あとになってジョンもチャック・ベリー・スタイルのソロを弾いたことがあったけど、
グループのリード・ギタリストの座は完全にジョージに明け渡され、ジョンはリズム・ギターに専念するようになったんだ。」〜THE BEATLES ANTHOLOGYより〜

ジョン「今度はジョージをメンバーに加えるかどうか、決断を迫られた。
僕はジョージの “ローンチー” の演奏を聴いて、結局彼を入れることにし、これでビートルズの3人が集まった。
他のメンバーは、いつの間にかやめてしまったんだよ。」(1970年)〜THE BEATLES ANTHOLOGY〜 より

ジョージがバスで弾いたとされる”ローンチー”

ジョン「ジョージを誘ったのは、僕らより多くのコードを知ってたからだ。あいつにはコードをたくさん教わった。
ポールのクラス・メイトにコードを見つけだすうまい奴がいて、そうやって覚えたコードがリヴァプール中に広がるんだ。
僕らは新しいコードを覚えるたびに、それを使って歌を作った。」〜THE BEATLES ANTHOLOGY〜 より

ジョージ「アイバン・ボーンという奴がジョンの近所に住んでて、彼がポールをジョンに紹介したんだ。
ジョンはすでに有名で、学校じゃ評判の男だった。また自分でもそれをわかってたんだよね。
僕がジョンと会ったのはもう少しあとで(場所は覚えていない)、その時にグループに入らないかと誘われた。クオリーメンだよ。」〜THE BEATLES ANTHOLOGYより〜

ジョージ「クオリーメンには他にもメンバーがいたけど、何もしてないように見えた。
だから僕は “あいつらを追い出せよ、そしたら僕が入る” って言ったんだ!」〜THE BEATLES ANTHOLOGY〜 より

ジョージ「そのうちジョンとポールと僕だけが残った。そのメンバーでしばらく続いてた感じだね。
結婚式とかパーティとかで演奏したよ。僕の兄のハリーが結婚した時も、ジョンとポールと僕で演奏したんだ。」〜THE BEATLES ANTHOLOGYより〜
またまた食い違ってる部分もありますが、
こうしてジョン・ポール・ジョージの3人は一緒に音楽活動を始めることになります。

ジョン・ポール・ジョージ クオリーメン 写真

その頃に録音したものがザ・ビートルズ・アンソロジー1 (The Beatles Anthology 1)に収録されています。

ジョン「最初に録音したのは “ザットル・ビー・ザ・デイ(バディー・ホリー)” とポール作曲の “イン・スパイト・オブ・オール・ザ・デインジャー” 」

ザットル・ビー・ザ・デイ(バディー・ホリー)

イン・スパイト・オブ・オール・ザ・デインジャー(ポール・マッカートニー)

しかしその時点では3人共がギターを演奏していました。
ライブハウスなどに “ドラムは?” と聞かれても “ギターでリズムを刻む” とか言ってたそうです。
当時から強気なのがいいですね。

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2 thoughts on “The Beatles History 2 〜 ジョージの加入 〜

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