The Beatles History 1 〜 ジョンとポールの出会い 〜

それは1957年6月、セント・ピーターズ教会のガーデン・パーティで、ジョンが通っていたアート・カレッジの仲間と組んだバンド”クオリーメン”でライブをした時でした。
その時のことをジョンとポールはこう語っています。

ジョン「ポールと初めて会ったのは僕のグループのライブだった共通の友達とクオリーメンを見にきたんだ。」

ポール「アイヴァン・ヴォーンという大親友がいてね、彼からウールトンにある教会のパーティに誘われた。
あれは土曜の午後だったな。パーティ会場に行くと、、、トラックの荷台がステージ替わりなんだ。
ステージ上の連中の中で、一人目立つ奴がいた。チェックのシャツを着て、前髪をカールさせたイカす男だ。
彼はギターを弾いてた。上手くはなかったが、なかなかいい演奏で印象に残ったんだ。
“カム・ゴー・ウィズ・ミー”を歌ってたが歌詞を知らないらしくて、代わりにブルースの歌詞を使ってた。
“ダーリン 僕とおいでよ” と歌わずに、”たどり着いた所は刑務所” なんて歌うんだ。ブルースによくある歌詞でね。
頭のいい男だと思った。それがジョンさ。」〜THE BEATLES ANTHOLOGY〜 より

クオリーメンでライブするジョン・レノン(写真)

クオリーメン ジョン・レノン 写真

ジョンが歌詞を変えて歌ってたカム・ゴー・ウィズ・ミーの原曲

ポール「ステージが終わってから僕はバンドのメンバーの前でピアノを弾いたんだ。
ジョンは酒臭い息で肩に寄りかかって楽しそうに聴いてたよ。
“ホール・ロッタ・シェイキン・ゴーイン・オン” をCのキーで弾いたり。
“トゥッティ・フルッティ” “ロング・トール・サリー” なんかもやった。
次は、ギターを逆さに持って、”トゥエンティ・フライト・ロック” を歌ったんだ。
クオリーメンのメンバーは、僕が “トゥエンティ・フライト・ロック” の歌詞を間違わずに正確に歌ったからとても驚いていた。
そのおかげで、僕はビートルズのメンバーになることができたんだ。」〜THE BEATLES ANTHOLOGY〜 より



ジョン「演奏後に話をしたが、ポールは”トゥエンティ・フライト・ロック” を披露した。」
ジョン「ポールの “トゥエンティ・フライト・ロック” には感心させられた。ポールは確かにギターがうまかった。
僕はぼんやり考えた。この男、僕と同じぐらいうまいぞ・・・って。
その時まで、僕はバンドのリーダーだった。でも今、彼と組んだらどうなるだろう。
もしポールを仲間に入れたら、僕は彼をいつも追いかけていなきゃならないかもしれない。
でも、ものすごく上手だから仲間に入れる価値はあった。それにエルヴィスにも似ていた。
要するに、僕はあいつに惚れたんだ。」(1967年) 〜THE BEATLES ANTHOLOGY〜 より

ジョン「メンバーより明らかにうまい奴をいれて、うまくいくんだろうか。
グループ全体ののパワー・アップを考えるべきなのか、自分のリーダーとしての地位を守るべきなのか。
結論は、個人的なことにこだわるよりも、対等なパートナーシップに基づいて、
グループを最強にすることを第一に考えようというものだった」(1970年) 〜THE BEATLES ANTHOLOGY〜 より

ジョン「最初に会った日、僕はポールの方を向き直って言った。”グループに入らないか?”。
彼は次の日に “イエス” と返事をした。・・・と僕の記憶ではこうだ。」(1980年) 〜THE BEATLES ANTHOLOGY〜 より

ポール「ある日僕は偶然ジョンの親友のピート(クオリーメンのメンバー)と行き合った。
“やあ、ポール。こないだの演奏、よかったぜ。あれからずっとジョンと話してるんだけど、君、僕らのバンドに入る気はない?” 。
僕はその時 “考えとくよ” と答えただけだったが、内心は誘われたことが嬉しくて仕方がなかった。
僕はアイバン(ジョンと共通の友人)を通じて、ジョンにイエスと返事をした。」〜THE BEATLES ANTHOLOGY〜 より

少し話が食い違ってる部分もありますが、
こうしてジョンとポールは同じバンドのメンバーとなります。

歴史を振り返って「たられば」を言うのは野暮ですが、
アイヴァン・ヴォーンがポールをクオリーメンのライブに誘ってなかったら、、、
まあその時はその時で、
別の形でジョンとポールは出会ってたかもしれないですし、
ビートルズよりすごいバンドが現れてたかもしれません。
もちろん誰にもそんなことは分からないのですが、
ただ、THE BEATLESのファンとして言いたいのは、

 

アイヴァン・ヴォーン さんありがとう。

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2 thoughts on “The Beatles History 1 〜 ジョンとポールの出会い 〜

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