Please Please Me(シングル) 〜 その3 曲分析 〜

ビートルズ初のNo1ヒットソング

 

Pelase Please Me ( Lennon/McCartney )
The Beatles2枚目のシングル “Please Please Me / Ask Me Why” のA面
THE BEATLESのファーストアルバム “PLEASE PLEASE ME” の7曲目

短い曲ですが、色んな要素が凝縮されている曲です。
まずAメロ「 Last night I said these words to my girl 」の部分のハーモニー。
ジョンは下降メロディーを歌っているのですが、ポールはひたすらミの音のみ。
これはかなりのインパクトがありますし、参考にしたいハーモニーだと思います。

ギターでAメロフレーズを弾いてる時に閃いたのかな?
イントロでも弾かれてる方法で、ギターの1弦開放の音をずっと弾きながら2弦で歌メロの
”ミー♯レー♯ドシー♯ドシー♯ソ(最後は3弦1フレット)”
って弾くとあのハーモニーそのままですからね。

AメロとAメロを繋ぐブリッジもかなりインパクトがあります。
Last night I said these words to my girl 」の後のコード進行
G → A → B
キーがEの曲でGのコードはかなりロックに響きます。
しかもこの使い方ですからインパクト大ですね。

そしてジョンがロイ・オービソンを意識して作ったという
Come on (Come on) Come on (Come on) 」の掛け合いの部分、
完成系では、ジョンのボーカルはすごいドスの利いた声ですので、ロイ・オービソン風ではないですが、
確かにスローにして優しく歌うとロイ・オービソン風になりますね。

ここのコード進行、|A|F#m|C#m|A|のコード進行はジョンっぽい気がします。
その後のタイトル部分を歌う箇所
Please please me, whoa yeah, like I please you
の部分の3声のコーラスはさすがビートルズですね。
ビートルズの3人のコーラスの声の溶け合い方は、一瞬どれが誰の声か分からなくなるぐらいの相性の良さだと思います。

ここで出てくる”Please“は二つの意味で使われていて、
「 どうぞ 」の意味の”Please“と
「 喜ばせる 」の意味の”Please
Please please me, whoa yeah, like I please you 」は
「 どうぞ僕を喜ばせてください,ウー イェー,僕が君を喜ばせるように 」
という意味です。

曲中盤のジョンが早口で歌う部分、
ここをかっこ良く歌うのは日本人の英語レベルでは結構難しいのですが、
これ歌えるとめちゃくちゃ気持ちいいです。

意外と難しいのが、
I don’t wanna sound complaining
But you know there’s always rain in my heart

の後のコーラス
In my heart 」の部分。
ここの音ってけっこう取りづらいので要注意です。

エンディングでは、「 Please please me, whoa yeah, like I please you 」の部分を繰り返して、
最後は裏声で伸ばしながら|E|G|C|B|E|というコード進行でリズムは3連譜連発で終わります。
初期ビートルズによくあるエンディングの方法で、
曲を少しだけ展開させて終わるって方法があります。
コードを一つ変えるとか、テンポを変えるとか、最後だけ裏声にするとか。
すごい効果があるので是非参考にしたい手法だと思います。
(From Me To You,All My Loving,I Want To Hold Your Hand,She Loves You,Help,Yes It Is,In My Lifeなどなど)

ちなみに”Please please me”の最後の”like I please you ~“で曲の終わりまで伸ばすポールパートの裏声はけっこうしんどいですが、
しんどそうな顔をして歌ったら台無しなのでポールのように楽しそうに歌いましょう。

曲全体を通してポールのベースにはすでに目を見張るものがあると思います。
Eの音で8分を刻むのも毎回ニュアンスを変えてたりしますし、
演奏面ではやはりポールの存在は大きいですね。
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The Beatles – Please Please Me.

Paul McCartney – Please Please Me

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2 thoughts on “Please Please Me(シングル) 〜 その3 曲分析 〜

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