中途半端に入って消えるカウベル
The Beatles – I Call Your Name (2009 Stereo Remaster)
I Call Your Name (Lennon/McCartney)
THE BEATLESのコンピレ−ションアルバム”PAST MASTERS VOL.1″の11曲目
ジョンが作曲をはじめたばかりの10代の頃に作った曲をもとに作られた曲。
元々は”ビリー・J・クレイマー&ザ・ダコタス”に提供したもので、レコードも発売されてるのですが、
後にビートルズ自身もレコーディングし発表しました。
基本的にはカウベルがずっと入ってるのですが、歌がはじまってすぐぐらいに中途半端なタイミングで入ってきます。
また間奏前の中途半端なところで消えます。
これは多分、イントロギター・ギターソロを録音したトラックに入れてたと思われます。
どうしてもギターを入れる部分はカウベルを消さざるを得なかったのでしょう。
もしくはギターソロを入れたトラックの空き部分にカウベルを入れたか。
ちなみにジョンのボーカルも最初の”I Call Your Name“だけが1トラックのボーカルで、
その後は全てダブル・トラッキングになっています。
これもトラック制限のせいかな?
どちらにしろ、アナログ録音の面白いところです。
レコーディングって、こういう制限があった方が良い結果が望めると思います。
“ビリー・J・クレイマー&ザ・ダコタス”バージョン
Billy J Kramer & The Dakotas I Call Your Name
Pingback: I Feel Fine | THE BEATLES ビートルズ入門 考察 分析
Pingback: This Boy | THE BEATLES ビートルズ入門 考察 分析
Pingback: Yes It Is | THE BEATLES ビートルズ入門 考察 分析